有田焼 ミクロス

有田焼のミクロス：出目金です。ミクロスの歴史は1950年にまでさかのぼります。
第2次世界大戦後の有田の窯業界は、アメリカ向けの特需で立ち直りのきっかけをつかみました。
その一番手がこの「ミクロス」だったそうです。その後、 昭和31年にはメルボルンオリンピックで湧くオーストラリアへ向けてこのミクロスが大量に輸出されたそうです。戦後、占領が解ける1952年までの数年の間、輸出用の製品には「MADE IN OCCUPIED JAPAN」と記すことが義務付けられていたそうです。おもちゃなども同様ですね。
尚ミクロスのネーミングは北川伊平(北川陶芸)さんが、子供さんの名前からおつけになったそうです。
歴史あるミクロスです。

「うつわやはな」は有田焼、唐津焼、萩焼の和食器のお店です。